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民間教育ローン】
奨学金や公的教育ローンが利用できない、あるいは不十分という人には、民間の教育ローンがあります。
●民間教育ローン
労働金庫や銀行、JAなどが扱っています。無担保と有担保、固定金利と変動金利があるほか、子供が就職した後に子供自身が返済を引き継ぐ「親子リレー返済」が利用できる金融機関もあります。
融資金額や資金使途の自由度が高く、商品内容にバリエーションがある点が特徴。幼稚園入園からでも利用できたり、借入上限額が高いのも特徴です。融資までのスピードが速くて手続きも比較的、簡単です。
公的ローンより金利は高めですが、取引状況に応じた金利優遇があったり、シーズンになると金利優遇キャンペーンが行なわれる金融機関もあります。ただし、融資条件として世帯年収の下限や、保護者の年齢に制限がある場合もあります。
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民間教育ローン選びのポイント】
1金利(金利優遇キャンペーン等も押さえる)
できるだけ低い方がいいのは当然です。
金利と同時に、固定金利か変動金利かも確認しましょう。変動は、適用金利が変わって返済額が増える可能性があることを考えると、多少金利が高くても固定金利で借りる方がベターです。
不動産担保ローンという方法もあります。有担保なので金利は低めです。ただし、抵当権設定などで時間がかかるので、急ぎの人には向きません。
2返済方法
在学中は金利返済のみにしたいなら、元金据置期間が有るタイプを選びましょう。そうしたニーズに
合った返済方法ができる商品かどうかも確認が必要です。
まれに、親子リレー返済ができるタイプもあるので、希望する人はそうした点もチェックしましょう。
3最長借入期間や借入上限額
教育ローンは300万円程度までで期間も10年が中心ですが、商品によってはそうでないものもあります。
何年くらいで返す予定か、いくら借りる予定なのかによっても、利用できるローンが限られる場合もあるので、確認しましょう。
4繰上返済(臨時返済)は可能かどうか?
銀行系の場合は、教育ローンでも繰上返済が可能な場合が多いようです。繰上返済の手数料はどれくらい
かかるのかも含め、あらかじめ確認しておきましょう。
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教育ローンの探し方】
・公的教育ローンを検討する。これがまず最初です。
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・利用できない、あるいはそれでは間に合わない人は…民間の教育ローンを検討してみましょう。具体的には、メインバンクやサブバンクの教育ローンを当たってみましょう。
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・なかなか見つからない、よく分からないなら、以下の代表的な教育ローンを見てみましょう。
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・学費の振込み迫っているなど、時間がない場合は、
カードローンで、一時的に資金を借りて、後で、教育ローンを受けるという方法もあります。